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婚約指輪をもらえば、それでお仕舞いではないのです。
日本には、昔むかしのまだ武士が誕生していない時代から、
良い風習があったことを、ご存知でしょうか?
古来、日本には、贈り物を頂いたら、必ず、何らかの形でお返しをする習慣があるのです。
ですから、婚約指輪にも、「結納返し」という形でお返しするのが、恒例となっております。
では、その「結納返し」には、何をどのような形で贈れば良いのか?
その問いに、お答えしたいと思います。
まず、現在の「結納のお返し」に多く贈られている品目は何か?
第1位は、品物です。
2位は、お返しはしなかったで、3位は、現金となっておりました。
結納のお返しはしなかった方は、全体の28%を占めており、その数字の大きさに
少しビックリしました。が、地方はお返しをする習慣があり、
都心はしない方が多いという結果だったそうです。
次に、お返しの中身についてですが、
第1位は、腕時計で、全体の50%を占めておりました。
2位は、洋服で、12%。3位は、パソコンやデジカメなどのAV機器となっており、
9%の結果になっておりました。
婚約指輪のお返しに、腕時計が選ばれる理由は、"一緒に時を刻む"がテーマのようです。
続いて、その品物を購入した費用についてですが、
5~10万円と10~15万円がそれぞれ21.5%を占め、最も多く、
50万円以上の方が10.8%と続き、平均金額は、22.7万円でした。
お返しを購入する金額ですが、頂いた婚約指輪によっても差がありますので、
必ずしも、この平均金額分のお返しをしなければいけないということは、全くありません。
では、品物を贈らず、現金でお返しした方々の平均金額はといいますと、
39.1万円となっており、最も多い価格帯は、50~60万円が
全体の47.5%を占めておりました。
不景気で、結婚式を節約するカップルが多いと聞きますが、
婚約指輪のお返しの金額、現金でのお返しの金額を見ておりますと、
一昔前とそう大差ないように思います。