婚約指輪(ダイヤモンド)を選ぶときの優先順位は、
まず、カット、次に、カラット、その次に、カラー、クラリティーと続きます。
予算に応じて選ぼうとすると、専門家が鑑定しないと分からないカラーやクラリティーは下げて選び、一般の人でも見て分かるカットとカラットを重視して選ばれると、
後悔が少ないようです。
優先順位1位のカットについてですが、
カットの違いは、ダイヤモンドの光、輝きに大きく影響します。
素人が見ても、カットによって、見た目がまったく違うので、できれば、
エクセレントを選ぶようにしましょう。
ジュエリーショップに行けば、ハート&キューピックや3Eといったグレードを設けておりますが、このグレードは、鑑定機関ごとに基準や名称が異なっており、
正式に統一されているグレードではないのです。
確かに並べてみると、エクセレントよりも輝きが増しており、
輝きに差があるのも分かりますが、正式に統一されている基準でないことだけは
忘れないで下さいね。
婚約指輪としてのダイヤモンドは、エクセレントのグレードでも、十分に綺麗なカットと
なっておりますので、安心されて下さいませ。
次に、カラットについてですが、
せっかくの婚約指輪ですから、カラットは、0.3カラットは欲しいでしょうか。
一般的には、0.25カラットから0.5カラットを選ばれる方が多いようです。
もし、予算に余裕があるようでしたら、少し大きめのものも検討されてみては?
ですが、カラットは、ダイヤモンドの重量ですので、数字が大きくなったからといって、
見た目が倍になることもないのです。
カラットが2倍になっても、ダイヤモンドは、1.26倍程度にしかなりません。
カラットが大きいから、コストパフォーマンスが良いのか?と聞かれましても、
「そうでもありません」の答えになるかもしれません。
0.5カラット以上のダイヤモンドになれば、加工費用は、ぐんと高くなる場合もありますので、購入時には、その辺りのことも確認されると良いと思います。