婚約指輪に、ダイヤモンドを選ばれる方が多いと思います。
そのダイヤモンドのカラー、クラリティーの選び方について、
説明したいと思います。
まず、カラーについてですが、
カラーは、ちょっと見ただけでは、素人目には、あまり差が分かりません。
ので、購入時、予算が合わなければ、カラーのランクを少し下げても良いでしょう。
Dレベルが最高ランクですが、このDレベルにこだわる必要はないように思います。
カラーは、Fランクでも無色透明で十分に綺麗ですし、GレベルでもHレベルでも、
素人目には、殆ど、差がないようにも見え、気にならない程度の差なのです。
ですので、Hレベル以上のランクの商品でしたら、
十分に納得できるランクになっており、コストパフォーマンスは良いといえるでしょう。
また、ダイヤモンドの鑑定士でも、マスタートーンと比較して、カラーのグレードを決めておりますので、素人目には、まったく分からないといっても過言ではありません。
次に、クラリティーについてですが、
クラリティーは、専門家がルーペを用いて、判断します。
当然、素人が肉眼で見て、判断できるレベルのものではありません。
クラリティーには、VS1、VS2、VVS1やVVS2、または、その上のFLやIFのランクがあります。が、FL、IFランクの宝石は殆ど存在していないのでは?
と思うほど、FL、IFランクのものは、貴重で値段が高い商品となっております。
一般には、VVS1やVVS2ランクの商品がよく売れているそうですが、
VS1やVS2のランクでも、VVS1やVVS2と遜色のない品質となっております。
クラリティーが高くなると値段が上がるのは、
輝きの差があるからではなく、その希少性が高いからなのです。
ですので、多少、ランクを下げた方が、コストパフォーマンスは良いといえるでしょう。
クラリティーは、H以上のランクのものを購入すれば、
十分に納得できるお買い物になると思います。
ジュエリーショップにて購入の際は、
ショップの専門家によく相談をし、納得できる商品を購入されて下さいね。