婚約指輪の謎

婚約指輪を贈ろうと決めると、なぜか、多数の男性がダイヤモンドを購入します。
また、購入しようと、その予算などを考え始めます。
何故なのでしょう?
昔から、婚約指輪イコールダイヤモンドのような風習がありますが、
何故なのでしょうか・・・?

婚約指輪に、ダイヤモンドが使われ始めたのは、15世紀ごろだそうです。
ダイヤモンドは、皆さまがよくご存知の通り、強固にできています。
その強固さから、大切な婚約者が、病気やけが、交通事故などの災難に遭遇しないよう、
「お守り」として贈られたのが、始まりのようです。

また、ダイヤモンドは、無色透明です。
その無色透明さが、純愛を意味するそうです。
"誰にも壊すことのできない強固な絆と、純愛を象徴する"
ダイヤモンドは、このような理由から、婚約指輪として使われ始めたようです。

ダイヤモンドの婚約指輪が、歴史上初めて登場するのは、1477年です。
この年に、オーストラリアの貴族が、婚約者にダイヤモンドを贈ったことが
きっかけになり、世界に広まっていくのです。

では、何故、婚約指輪は、薬指に付けられるのでしょうか。
実は、エジプトには、左手の薬指には、「愛の静脈」で繋がっているという、
言い伝えがあったのです。
愛の力が宿る薬指に、誓いの輪を入れることで、愛情が薄れず、
その上、指輪の力で、身も守ってくれるというわけです。

因みに、右手の薬指は、創造性や霊感を高める力があるといわれておりますので、
結婚式当日は、わざと、婚約指輪を右手の薬指にされる女性も少なくありません。

このように、婚約指輪は掘り下げて調べてみると、なるほどと思うことも多く、
婚約指輪の歴史が、以外に長いのはビックリしませんでしたか?
ダイヤモンドが単に高いから、一生に一度の贈り物なので、奮発して・・・
などという単純な理由ではなかったみたいですね。

お二人の愛情の深さを示すものでもある、一生に一度の婚約指輪です。
一度の買い物で決めずに、時間をかけて納得されたものを選び、
末永く大切にされて下さいね。